去る12月18日~19日の2日間、東京ビッグサイトにて「賃貸住宅フェア2007in東京」が開催されました。
業界最大の催しとして恒例となった同イベントでは、賃貸経営に役立つさまざまなセミナー約200講座が開催されたのをはじめ、不動産会社の集客力・仲介力をアップさせるサービスを提供している企業や物件の付加価値を高める設備を提供している企業などなど、各種メーカーが200以上のブースを出展し、実際に商品を手に取り、見て、聞いて、試すことも出来る内容となっており、今年を締めくくるに相応しい盛り上がりを見せていました。
年の瀬の寒さを吹き飛ばすほどの熱気に包まれた2日間の様子を、一部ではありますがご紹介致します。
◆インクコーポレーション(http://www.inkc.co.jp/)
リプロスでもご紹介させて頂いております「洗えるクロス」は10年保証付きで、万が一、汚れが落ちない場合には無料張替えを実施するなど、賃貸アパート・マンションのオーナー、居住者、そして仲介業者すべてが満足できる一品。
ムダな貼り替えコストと退去時に多かった原状回復トラブルを軽減した画期的な商品で、ランニングコストと手間が省け、しかも安全で、その品質が認められ、ブースは大好評でした。
◆インサイト(http://www.insite.vc/)
プロミスグループの同社が提供する「レントパス(ReNT PASS)」は入居者には連帯保証人代行サービスを、管理会社には滞納保証サービスを提供するとともに、入居時に発生する敷金・礼金(最大4か月分)を同社が立替えるシステムです。
入居者は毎月の家賃と合わせて「レントパス利用料」を支払う事で入居時の資金負担を平準化でき、管理会社(オーナー)は、既存の商慣習を崩すことなく、敷礼ゼロ物件に類する形態での募集や契約が可能になります。
転居の際に障害となりがちな、敷金や礼金などの資金負担を軽減するとともに、連帯保証人を不要にする事ができるサービスを付帯した魅力的な保証システムと感じました。
◆エア・ウォーター・エモト(http://www.awem.co.jp/)
同社が単身者向けの賃貸住宅にお薦めをしている2点式のユニット「シャワー&パウダー」。この商品は一般的なユニットバスとは異なり、賃貸入居者にアンケートを実施し、その結果をもとに開発された新商品です。
新しいライフスタイルに合わせた浴槽の無い2点式の「シャワー&パウダー」。
あえて浴槽のあったスペースをシャワー専用にし、限られたスペースを広く使えるようにしている画期的な商品で、多くの来場者の注目を浴びていました。
◆東京電力(http://www.tepco.co.jp/)
「Switch!」というキーワードを掲げて同社が推奨するオール電化住宅が注目を集めていました。安心で清潔な「IHクッキングヒーター」や、環境にもやさしい「エコキュート」等々、エコロジー&エコノミーな快適を簡単に実現できる事をアピール。
特に「IHクッキングヒーター」を使ってのさまざまな料理の実演には大勢の来場者が溢れていました。
◆パナソニックテレコム(http://panasonic.co.jp/pmc/pt/)
ブロードバンド時代に突入し、小規模マンション・ハイツへの導入が可能なネット設備「iのぞみネット」が賃貸物件の付加価値を高める設備として注目されていました。
入居者のメリットとして完全無料で24時間使い放題のネット環境を実現する為、入居率アップに貢献できる事をアピール。また、安心の専用コールセンターも365日サポートしており、オーナーがわずらわされる心配も無い様です。
さらに同環境を利用したネットワークカメラを導入する事で防犯対策も行い、物件の付加価値をより高める事が出来ます。
ここでご紹介させて頂いた商品やサービスは、出展されていた内のごくごく一部です。今年の賃貸フェアはこれで締め括られましたが、また来年以降もおそらく開催されると予想されます。その時は是非、実際に商品を手にとり、見て、聞いて、試されることを強くお勧め致します。
(株)全国賃貸住宅新聞社
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