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特集記事

イベントレポート

「セーフティー＆セキュリティーワールド大阪2004」

主催：くらし創りメッセ実行委員会

　11月25日～27日の3日間にかけて、インテックス大阪にて「くらし創りメッセ」が開催されました。同イベントは「セーフティ&セキュリティワールド」、「ホームビルダーズエキスポ」、「ハウス＆リビングショー」、「プロツール＆ハードウェアショー」、「大阪DIYフェスティバル2004」の5つのイベントが同時に開催される、「くらしの質的向上」をコンセプトにしたものです。　今回取材を敢行したのは、「セーフティ&セキュリティワールド」。各メーカーが送り出す、賃貸住宅で使える防犯グッズをご紹介したいと思います。

■ゴール（http://www.goal-lock.com/）

□プッシュ・プル空錠　本締錠LDKのシリンダーにはピッキングに強いピンシリンダーを使用（標準は6本ピン）。ディンプルキーV18シリンダーはドリリング等の不正開錠を防ぐ超防犯設計で、UL防犯規格（UL437）にも登録されています。また、本締錠は鎌付デッドによりバールによる不正開錠を防ぎます。受座にもバールによる破壊を防ぐストロングボックスが使用されています。

■日本カバ（http://www.kaba.co.jp/）

□カバスターセーフティリムロックEX 　最大21本のピンが組み込まれ、172億通りの鍵違い数を誇り、ピッキングやインプレッションによる開錠は極めて困難。また、シリンダー内部にはさまざまな高硬度部品が散りばめられ、ドリルやホルソーによる破壊侵入に対し高い抵抗力を有します。サムターン対策としては、外出モードではサムターンが空回りし、針金はもちろん手を入れても回すことができません。

■美和ロック（http://www.miwa-lock.co.jp/）

□スマートキーシステム　スマートキーを携帯して、ドア（アンテナ）に近づくと共用エントランスや自住戸玄関を解錠、離れていくと施錠が行われます（有効認証範囲80cm・強制施錠可能）。つまり、ゴミ出しなどの鍵をかけ忘れがちな外出時も、ポケットに入れておくだけで施開錠ができます。また、写真のタイプはシリンダーをカバーで覆っており、無理に外そうとすると警報が鳴り、ピッキングができません。

■ナショナル（http://www.mew.co.jp/Ebox/）

□エリアルクス　強盗やひったくりなどの犯罪者の多くは暗がりに潜みます。したがって死角を無くし、明るくする事で犯罪抑止につながります。エリアルクスシリーズは光度を上げながらも消費電力を抑えた仕組み（センサータイプなど）を採用しつつ、場所ごとに応じた適切な明かりを提供できるラインアップを有します。また、光害対策にも配慮した設計で、入居者に迷惑をかけません。

■三共プラス（http://www.pluslock.com/）

□プラスロック　4ケタのID番号と指紋による2段階の認証セキュリティシステムを採用。指紋センサー部は自動シャッターにより、故意による破損や事故をガードします。また、ドアを閉めれば自動的に施錠されるオートロック設定も可能。ドアの内側からは、ワンタッチで施錠・解錠ができます。バッテリー切れ時は、緊急対応とし9V形アルカリ乾電池接続により電源を確保することができます。

■安田（http://www.ashibane.co.jp/）

□VIRDI-400 　パスワード入力と指紋認証による開錠方式を採用した指紋錠。防塵・耐衝撃性が高いのが特徴です。また、パスワード入力部分バックライト付きで、夜間でも楽に入力可能（パスワード入力部は上部のカバーされている部分）。また、商品が取り付けられているステンレスドアも同社の製品「ヴェルテュセーフティ」で、ドリリングや打ち破りへの高い防犯性能を持っています。